
構造化データでSEO対策できるのか
SEO対策の手法の1つとして近年注目されているのが構造化データです。構造化データを用いることで、HTMLで書かれた文字列の意味を検索エンジンにより詳細に理解させることができるようになるため、検索エンジンがサイトのコンテンツを把握しやすくなります。検索エンジンがサイトのコンテンツを把握しやすくなることで、より適切に評価されるようになりSEO対策としてプラスになるかもしれません。また、構造化データでマークアップしておくと、検索結果にリッチスニペットが表示される場合があります。
リッチスニペットは目立つので、検索ユーザーにクリックされる可能性が増大し、アクセス増が見込める場合があります。ただ、構造化データでマークアップしたからといって、必ずリッチスニペットが表示されるというわけではないので、そこは注意しておきましょう。構造化データの記述は、実施したからといって直接検索順位が上がるというようなものではありませんが、上記のようなメリットがあるため間接的なSEO対策効果はあるといえます。やっておいて損はありません。
構造化データのデメリットは、記述するのに少々手間がかかることです。まず記述方法などを覚えなければいけませんから、HTMLを記述するだけでヘトヘトという場合は難しいかもしれません。そういう人は無理に構造化データを利用する必要はないでしょう。記述したからといって、劇的に順位が上がるというわけでもないので、コンテンツ作成に力を入れた方が賢明です。